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一年の終わりに

 

HOLIDAY MARKET TOYAの2021年最終日を迎えました。

 

今年もたくさんのお客さまをお迎えすることができました。

当店にお越しいただいたすべてのお客さま、オンラインショップをご利用いただいたお客さまにも

心より厚く御礼申し上げます。

皆さまのおかげで、2021年の営業を無事終えることができます。

 

 

年の瀬には、初心に返る時間をつくり、見つめ直すようにしています。

 

 

 

『お客さまの心の片隅を、ぽっとあたたかく灯すような店であること』

 

 

店を始めてから次の4月で13年。これまで本当にたくさんのお客さまと出会い、歩んでまいりました。

その中で、お客さまお一人おひとりが、いろんな人生を背負っているのだということを垣間見る瞬間があります。

嬉しいことも楽しいことも、つらいことも悲しいことも。

 

人生は流動的です。1年前と今が全く違うように、今と1年後もきっと違うでしょう。

そんな中で、「変わらずにそこにある店」に、束の間の心の安らぎを感じでいただけたら、と思うのです。

私たちの店は、お客さまの人生のメインじゃなくていいんです。

心の片隅のどこかにいて、ふとした時に「そうだ、ホリマがあった」「あ、めむはうすがあった」なんていう風に思い出してもらえたら、最高に嬉しいです。

そしてその中に、12月に一周年を迎えた妹夫婦の店「ZERODAY」も入れていただけたなら幸せです。

 

2022年も、通ってくださるお客さまに恥ずかしくないよう、たゆまぬ努力と少しの休息を交えつつ、そして店としてはイイモノを仕入れながら、「変わらずにそこにある店」として地道に踏ん張ってまいります。

ぜひ今後も変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

 

 

2022年のHOLIDAY MARKET TOYAは1月2日からスタートいたします!

 

 

 

2022年1月2日〜1月4日の三日間は、店内商品10%OFFの初売りセールを開催いたします。

HOLIDAY MARKET TOYAのセールは、年に一度、この三日間だけです。

欲しかったものや、消耗品などのご購入に、ぜひこの機会をご利用くださいませ。

(※書籍・食料品・一部商品・値下げ商品はセール対象外です)

 

『HOLIDAY MARKET TOYA 2022福小包』はご予約で完売いたしました。

お申し込みいただいた皆さま、誠にありがとうございます。

お渡しの日まで、どうぞお楽しみにお待ちくださいませ!

 

 

 

 

今年も、店を訪れてくださったお客さまに、たくさんの元気をいただきました。

本当にありがとうございます!

2022年が、穏やかで日常の幸せに溢れた一年になりますよう、心から願っています。

 

どうぞよいお年をお迎えくださいませ。

2022年も、たくさんのお客さまとの出会いと、なじみのお客さまとのふれあいを楽しみにしております!

 

 

 

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【ご来店前にご一読くださいませ】

 

 

当店では新型コロナウィルス感染拡大防止対策として、

 

・スタッフの検温と手指の頻回な消毒

・常時マスクの装着

・ドアまわり、レジまわり、ショッピングバスケットなどの頻回な消毒

・定期的な換気

 

などを徹底しております。

 

 

 

 

 

ご来店いただくお客さまには、下記の事項のご協力をお願い申し上げます。

 

 

・店内では必ずマスクのご着用をお願いいたします(※小さなお子さまを除く)

・大人数でのご来店はご遠慮ください(※1グループにつき3名様までのご入店にご協力をお願いいたします)

・他のお客さまとの距離(ソーシャルディスタンス)へのご配慮をお願いいたします

・風邪症状のあるお客さまはご来店をお控えください

・感染症対策のためスタッフ用のトイレはお貸ししておりません

 

 

 

店としてはたくさんのお客さまをお迎えしたい限りですが、

常にお客さまとスタッフの健康と安全を第一に考えた選択をしてまいりたいと思っています。

今後の感染状況により営業時間や休業日などが変動する場合もございますので、何卒ご理解くださいませ。

 

一日も早く、安心して暮らせる日々が訪れることを願っています。

皆で乗り越えましょう!

感謝と思いやりの日

 

今日はクリスマスイブ。

 

今年のクリスマスも、新型コロナウィルスの影響で

ご家族や友人と過ごせないという方もいらっしゃると思います。

 

どんな状況下であっても、互いを、そして誰かを思いやる気持ちがあれば

きっと素敵なクリスマスになると思います。

 

 

サンタクロースの起源とされる聖ニコライは、貧しさに苦しんでいる家族がいると、夜中にこっそり施しをしました。

ここにクリスマスやサンタクロースの本来の精神が宿っています。

 

クリスマスは、なにかを求める日ではなく、誰かの為になにができるかを考える日。

「奉仕」や「思いやり」が前提にあり、家族や友達やまわりの人の存在にあらためて感謝する日であってほしい。

どうか、やさしさに溢れるクリスマスになりますように。

 

 

 

日本の映画『ALWAYS 三丁目の夕日』より、私の大好きなクリスマスのエピソードを。

 

 

売れない貧乏小説家の茶川竜之介(ちゃがわりゅうのすけ)に、紆余曲折あって引き取られた少年・淳之介(じゅんのすけ)。

クリスマスが近づいてきたある日、茶川は淳之介に「サンタクロースからどんなプレゼントが欲しいんだ?」と聞かれ、淳之介は「僕は、いいんです。」と答えます。

茶川が「どうしてだ?」と聞くと、淳之介は「僕のところに、サンタクロース、来たことありませんから…」と言います。

それを聞いて、茶川は淳之介のために奔走します。

お金がないので、なんとか工面し、こっそり小説を書いている淳之介のために万年筆を買い、近所の診療所の先生にサンタクロース役を頼んで、そしてクリスマスイブの夜が来ます。

 

その日、玄関で何やら物音を聞いた淳之介。

すると、プレゼントが置いてあります。

淳之介は慌てて戸を開け外に出ると、雪がゆっくり舞い降りる中、サンタクロースがこちらを向いて手を振り、「メリークリスマス!」と言って去って行きます。

 

淳之介は目を輝かせながら、「僕のところにもサンタクロースが来ました!」と茶川に伝えます。

包みを開けると、淳之介がずっと欲しかった万年筆が。

「どうして僕の欲しいものがわかったんだろう…」と不思議そうに話す淳之介。

茶川はこう答えます。

 

 

「それは、サンタクロースだからだろう?」

 

 

 

--------------------------------------

 

このあたりで、恒例のあのお話を掲載いたします。

これを載せずにはクリスマスを迎えられません。

ぜひおつき合いください。

 

--------------------------------------------- 
 

「サンタクロースっているんでしょうか?」

昔、ニューヨークのサン新聞社に少女からの質問の手紙が届きました。 

サン新聞社はこの問いに対し、堂々と社説に 「サンタクロースはいます」と書いたのです。

こちらが実際の記事です。




<1897年9月21日 ニューヨーク・サン新聞社「社説」> 

ニューヨーク・サン新聞社にこの度、次の様な手紙が届きました。 
早速社説で取上げ、お返事したいと思います。 
この手紙を書いてくれた人が、こんなに大事な質問をしてくれる程、私達を信頼して頂いている事を、我々記者一同大変嬉しく思っております。 

_____________________________________________

きしゃさま

わたしは8さいです。
わたしのともだちは、サンタクロースなんていないって言います。
パパにきいたら、
サンしんぶん社にきいてごらん。
しんぶん社でサンタがいると言うのなら、本当にサンタはいるんだろう。
と言いました。

だからおねがいです。
おしえてください。
サンタクロースは、本当にいるんですか?

バージニア・オハンロン
ニューヨーク市西95丁目115番地

______________________________________________

バージニア、君の友達は間違っているよ。 
彼らは、疑い深い年齢の、何でも疑う考えに影響されているんだ。 
そして、目に見える物以外は信じないんだ。 

いいかい、バージニア。 
人は、大人でも子供でも、ちっぽけなものなんだ。 
この偉大な天地万物の中で、人の知恵は、ほんの虫、アリのようなものなんだ。 

そうだよ、バージニア。サンタクロースはいるんだ。 
彼は、確かに存在する。 

それは、愛や寛容、そして献身が確かに存在していて、 
君も知っているように、沢山のそれらが、君の生活にすばらしい美しさと、喜びを与えてくれるのと同じように。 

ああ!世界は、なんてつまらない所だろう、もしサンタクロースがいないとしたら。 

そのつまらなさは、バージニア達がいないと同じくらいだろう。 
そこには、生活をより良いものにしてくれる、純真な信仰も無く、詩も無く、ロマンスも無い。 
私達には、見たり感じたりする以外の楽しみは、無くなってしまうだろう。 
子供時代に世界を満たしている不思議な光も消え失せてしまうだろう。 

サンタクロースを信じないだって! 

パパに頼んで、サンタクロースを見つける為に人を雇って、クリスマスイブに、全部の煙突を見張らせることも出来るだろう。 
でも、もし君がサンタクロースが来るのを見なかったとして、それで何がわかるだろう。 
誰も、サンタクロースを見たことが無いというのは、サンタクロースがいないということじゃないんだ。 
世界で一番本当のことは、子供にも、大人にも見えないんだ。 

サンタクロースがいないだって! 

ありがたいことに、彼は生きていて、永遠に生き続けるんだ。 
今から千年たっても。 
バージニア、それどころか千年の十倍たっても彼は、 
子供達を喜ばせ続けるんだ。 

--------------------------------------------------------

記者フランシス・チャーチによって執筆されたこの記事はアメリカで最も有名な社説の一つとなり、社説が掲載されてから100年以上経った今でも、クリスマスの時期になると世界中で語り継がれています。


クリスマスイブの夜、サンタクロースが来るまで起きていようと、姉妹で眠い目をこすりながらがんばった子供時代を思い出します。結局はいつの間にか眠ってしまうのですが、12月25日の朝、枕元には必ずプレゼントがありました。
「えみちゃん、サンタクロースが来たみたい!」と姉が起こしてくれるクリスマスの朝のあの瞬間は、魔法のようでした。
サンタさんへの手紙に「○○○が欲しいです。」と当時流行していたおもちゃの名前を書いてみたものの、それが届いたことは一度もありません。しかしながら、それよりもはるかに浪漫のあるものをサンタクロースは届けてくれました。
ある時は地球儀と天球儀。ある時は金色のふちどりの、手の平サイズの写真立て。大人になった今でも、ちゃんと我が家にあります。

姉が小学校の高学年くらいの時でしょうか。肩を落として学校から帰ってきたことがあります。
お友達が「サンタクロースなんていないんだよ!」と話していたのを耳にしたそうです。
そしてその年のクリスマスにサンタクロースから私たち姉妹に届いたプレゼントが、この本でした。


 

 

 

世界中の子供たちや、かつて子供だった皆さまにとって
クリスマスという日が、思いやりや浪漫、夢にあふれた一日になりますように。

 

 

Merry Christmas!!

 

 

 

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【ご来店前にご一読くださいませ】

 

 

当店では新型コロナウィルス感染拡大防止対策として、

 

・スタッフの検温と手指の頻回な消毒

・常時マスクの装着

・ドアまわり、レジまわり、ショッピングバスケットなどの頻回な消毒

・定期的な換気

 

などを徹底しております。

 

 

 

 

 

ご来店いただくお客さまには、下記の事項のご協力をお願い申し上げます。

 

 

・店内では必ずマスクのご着用をお願いいたします(※小さなお子さまを除く)

・大人数でのご来店はご遠慮ください(※1グループにつき3名様までのご入店にご協力をお願いいたします)

・他のお客さまとの距離(ソーシャルディスタンス)へのご配慮をお願いいたします

・風邪症状のあるお客さまはご来店をお控えください

・感染症対策のためスタッフ用のトイレはお貸ししておりません

 

 

 

店としてはたくさんのお客さまをお迎えしたい限りですが、

常にお客さまとスタッフの健康と安全を第一に考えた選択をしてまいりたいと思っています。

今後の感染状況により営業時間や休業日などが変動する場合もございますので、何卒ご理解くださいませ。

 

一日も早く、安心して暮らせる日々が訪れることを願っています。

皆で乗り越えましょう!

2020年のおわりに

 

HOLIDAY MARKET TOYAの2020年最終日を迎えました。

 

昨年の今頃は、小さなウィルスがこれほどまで長く大変な影響を及ぼすとは想像もしていませんでした。

4月末から5月いっぱいまでは、緊急事態宣言下での長期休業。

観光のお客さまの姿が無くなり、ほとんど歩く人のいない温泉街。

6月に再オープンし、店にお客さまが少しずつ戻ってきてくれた時は、涙が出ました。

 

2009年にオープンして以来、間違いなく一番苦しい年でした。

しかしながら、どれだけ多くのお客さまに支えられているかを今まで以上に深く感じる一年でもありました。

 

当店にお越しいただいたすべてのお客さま、オンラインショップをご利用いただいたお客さまにも

心より厚く御礼申し上げます。

皆さまのおかげで、2020年の営業を無事終えることができます。

 

 

店の存在価値が失われそうな時こそ、初心に返り、存在意義を思い出し、

自分を奮い立たせています。

 

 

『お客さまの心の片隅を、ぽっとあたたかく灯すような店であること』

 

 

店を始めてから次の4月で12年。これまで本当にたくさんのお客さまと出会い、歩んでまいりました。

その中で、お客さまお一人おひとりが、いろんな人生を背負っているのだということを垣間見る瞬間があります。

嬉しいことも楽しいことも、つらいことも悲しいことも。

 

人生は流動的です。1年前と今が全く違うように、今と1年後もきっと違うでしょう。

そんな中で、「変わらずにそこにある店」に、束の間の心の安らぎを感じでいただけたら、と思うのです。

私たちの店は、お客さまの人生のメインじゃなくていいんです。

心の片隅のどこかにいて、ふとした時に「そうだ、ホリマがあった」「あ、めむはうすがあった」なんていう風に思い出してもらえたら、最高に嬉しいです。

そしてその中に、新しくはじまった妹夫婦の店「ZERODAY」も入れていただけたなら幸せです。

 

2021年も、通ってくださるお客さまに恥ずかしくないよう、たゆまぬ努力と少しの休息を交えつつ、そして店としてはイイモノを仕入れながら、「変わらずにそこにある店」として地道に踏ん張ってまいります。

ぜひ今後も変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

 

 

2021年のHOLIDAY MARKET TOYAは1月2日からスタートいたします!

 

 

2021年1月2日〜1月4日の三日間は、店内商品10%OFFの初売りセールを開催いたします。

HOLIDAY MARKET TOYAのセールは、年に一度、この三日間だけです。

欲しかったものや、消耗品などのご購入に、ぜひこの機会をご利用くださいませ。

(※書籍・食料品・一部商品・値下げ商品はセール対象外です)

 

『HOLIDAY MARKET TOYA 2021 福小包』はご予約で完売いたしました。

お申し込みいただいた皆さま、誠にありがとうございます。

お渡しの日まで、どうぞお楽しみにお待ちくださいませ!

 

 

 

 

今年も、店を訪れてくださったお客さまに、たくさんの元気をいただきました。

本当にありがとうございます!

2021年が、穏やかで日常の幸せに溢れた一年になりますよう、心から願っています。

 

どうぞよいお年をお迎えくださいませ。

2021年も、たくさんのお客さまとの出会いと、なじみのお客さまとのふれあいを楽しみにしております!

 

 

 

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【ご来店前にご一読くださいませ】

 

 

当店では新型コロナウィルス感染拡大防止対策として、

 

・スタッフの検温と手指の頻回な消毒

・常時マスクの装着

・ドアまわり、レジまわり、ショッピングバスケットなどの頻回な消毒

・定期的な換気

 

などを徹底しております。

 

 

 

 

 

ご来店いただくお客さまには、下記の事項のご協力をお願い申し上げます。

 

 

・店内では必ずマスクのご着用をお願いいたします(※小さなお子さまを除く)

・大人数でのご来店はご遠慮ください(※1グループにつき3名様までのご入店にご協力をお願いいたします)

・他のお客さまとの距離(ソーシャルディスタンス)へのご配慮をお願いいたします

・風邪症状のあるお客さまはご来店をお控えください

・感染症対策のためスタッフ用のトイレはお貸ししておりません

 

 

 

店としてはたくさんのお客さまをお迎えしたい限りですが、

常にお客さまとスタッフの健康と安全を第一に考えた選択をしてまいりたいと思っています。

今後の感染状況により営業時間や休業日などが変動する場合もございますので、何卒ご理解くださいませ。

 

一日も早く、安心して暮らせる日々が訪れることを願っています。

皆で乗り越えましょう!

誰かを思いやる日

 

今日はクリスマスイブ。

 

今年のクリスマスは、新型コロナウィルスの影響で

ご家族や友人と過ごせないという方もいらっしゃると思います。

 

どんな状況下であっても、互いを、そして誰かを思いやる気持ちがあれば

きっと素敵なクリスマスになると思います。

 

 

サンタクロースの起源とされる聖ニコライは、貧しさに苦しんでいる家族がいると、夜中にこっそり施しをしました。

ここにクリスマスやサンタクロースの本来の精神が宿っています。

 

クリスマスは、なにかを求める日ではなく、誰かの為になにができるかを考える日。

「奉仕」や「思いやり」が前提にあり、家族や友達やまわりの人の存在にあらためて感謝する日であってほしい。

どうか、やさしさに溢れるクリスマスになりますように。

 

 

 

日本の映画『ALWAYS 三丁目の夕日』より、私の大好きなクリスマスのエピソードを。

 

 

売れない貧乏小説家の茶川竜之介(ちゃがわりゅうのすけ)に、紆余曲折あって引き取られた少年・淳之介(じゅんのすけ)。

クリスマスが近づいてきたある日、茶川は淳之介に「サンタクロースからどんなプレゼントが欲しいんだ?」と聞かれ、淳之介は「僕は、いいんです。」と答えます。

茶川が「どうしてだ?」と聞くと、淳之介は「僕のところに、サンタクロース、来たことありませんから…」と言います。

それを聞いて、茶川は淳之介のために奔走します。

お金がないので、なんとか工面し、こっそり小説を書いている淳之介のために万年筆を買い、近所の診療所の先生にサンタクロース役を頼んで、そしてクリスマスイブの夜が来ます。

 

その日、玄関で何やら物音を聞いた淳之介。

すると、プレゼントが置いてあります。

淳之介は慌てて戸を開け外に出ると、雪がゆっくり舞い降りる中、サンタクロースがこちらを向いて手を振り、「メリークリスマス!」と言って去って行きます。

 

淳之介は目を輝かせながら、「僕のところにもサンタクロースが来ました!」と茶川に伝えます。

包みを開けると、淳之介がずっと欲しかった万年筆が。

「どうして僕の欲しいものがわかったんだろう…」と不思議そうに話す淳之介。

茶川はこう答えます。

 

 

「それは、サンタクロースだからだろう?」

 

 

 

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このあたりで、恒例のあのお話を掲載いたします。

これを載せずにはクリスマスを迎えられません。

ぜひおつき合いください。

 

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「サンタクロースっているんでしょうか?」

昔、ニューヨークのサン新聞社に少女からの質問の手紙が届きました。 

サン新聞社はこの問いに対し、堂々と社説に 「サンタクロースはいます」と書いたのです。

こちらが実際の記事です。




<1897年9月21日 ニューヨーク・サン新聞社「社説」> 

ニューヨーク・サン新聞社にこの度、次の様な手紙が届きました。 
早速社説で取上げ、お返事したいと思います。 
この手紙を書いてくれた人が、こんなに大事な質問をしてくれる程、私達を信頼して頂いている事を、我々記者一同大変嬉しく思っております。 

_____________________________________________

きしゃさま

わたしは8さいです。
わたしのともだちは、サンタクロースなんていないって言います。
パパにきいたら、
サンしんぶん社にきいてごらん。
しんぶん社でサンタがいると言うのなら、本当にサンタはいるんだろう。
と言いました。

だからおねがいです。
おしえてください。
サンタクロースは、本当にいるんですか?

バージニア・オハンロン
ニューヨーク市西95丁目115番地

______________________________________________

バージニア、君の友達は間違っているよ。 
彼らは、疑い深い年齢の、何でも疑う考えに影響されているんだ。 
そして、目に見える物以外は信じないんだ。 

いいかい、バージニア。 
人は、大人でも子供でも、ちっぽけなものなんだ。 
この偉大な天地万物の中で、人の知恵は、ほんの虫、アリのようなものなんだ。 

そうだよ、バージニア。サンタクロースはいるんだ。 
彼は、確かに存在する。 

それは、愛や寛容、そして献身が確かに存在していて、 
君も知っているように、沢山のそれらが、君の生活にすばらしい美しさと、喜びを与えてくれるのと同じように。 

ああ!世界は、なんてつまらない所だろう、もしサンタクロースがいないとしたら。 

そのつまらなさは、バージニア達がいないと同じくらいだろう。 
そこには、生活をより良いものにしてくれる、純真な信仰も無く、詩も無く、ロマンスも無い。 
私達には、見たり感じたりする以外の楽しみは、無くなってしまうだろう。 
子供時代に世界を満たしている不思議な光も消え失せてしまうだろう。 

サンタクロースを信じないだって! 

パパに頼んで、サンタクロースを見つける為に人を雇って、クリスマスイブに、全部の煙突を見張らせることも出来るだろう。 
でも、もし君がサンタクロースが来るのを見なかったとして、それで何がわかるだろう。 
誰も、サンタクロースを見たことが無いというのは、サンタクロースがいないということじゃないんだ。 
世界で一番本当のことは、子供にも、大人にも見えないんだ。 

サンタクロースがいないだって! 

ありがたいことに、彼は生きていて、永遠に生き続けるんだ。 
今から千年たっても。 
バージニア、それどころか千年の十倍たっても彼は、 
子供達を喜ばせ続けるんだ。 

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記者フランシス・チャーチによって執筆されたこの記事はアメリカで最も有名な社説の一つとなり、社説が掲載されてから100年以上経った今でも、クリスマスの時期になると世界中で語り継がれています。


クリスマスイブの夜、サンタクロースが来るまで起きていようと、姉妹で眠い目をこすりながらがんばった子供時代を思い出します。結局はいつの間にか眠ってしまうのですが、12月25日の朝、枕元には必ずプレゼントがありました。
「えみちゃん、サンタクロースが来たみたい!」と姉が起こしてくれるクリスマスの朝のあの瞬間は、魔法のようでした。
サンタさんへの手紙に「○○○が欲しいです。」と当時流行していたおもちゃの名前を書いてみたものの、それが届いたことは一度もありません。しかしながら、それよりもはるかに浪漫のあるものをサンタクロースは届けてくれました。
ある時は地球儀と天球儀。ある時は金色のふちどりの、手の平サイズの写真立て。大人になった今でも、ちゃんと我が家にあります。

姉が小学校の高学年くらいの時でしょうか。肩を落として学校から帰ってきたことがあります。
お友達が「サンタクロースなんていないんだよ!」と話していたのを耳にしたそうです。
そしてその年のクリスマスにサンタクロースから私たち姉妹に届いたプレゼントが、この本でした。


 

 

 

世界中の子供たちや、かつて子供だった皆さまにとって
クリスマスという日が、思いやりや浪漫、夢にあふれた一日になりますように。

 

 

Merry Christmas!!

 

 

 

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【ご来店前にご一読くださいませ】

 

 

当店では新型コロナウィルス感染拡大防止対策として、

 

・スタッフの検温と手指の頻回な消毒

・常時マスクの装着

・ドアまわり、レジまわり、ショッピングバスケットなどの頻回な消毒

・定期的な換気

 

などを徹底しております。

 

 

 

 

 

ご来店いただくお客さまには、下記の事項のご協力をお願い申し上げます。

 

 

・店内では必ずマスクのご着用をお願いいたします(※小さなお子さまを除く)

・大人数でのご来店はご遠慮ください(※1グループにつき3名様までのご入店にご協力をお願いいたします)

・他のお客さまとの距離(ソーシャルディスタンス)へのご配慮をお願いいたします

・風邪症状のあるお客さまはご来店をお控えください

・感染症対策のためスタッフ用のトイレはお貸ししておりません

 

 

 

店としてはたくさんのお客さまをお迎えしたい限りですが、

常にお客さまとスタッフの健康と安全を第一に考えた選択をしてまいりたいと思っています。

今後の感染状況により営業時間や休業日などが変動する場合もございますので、何卒ご理解くださいませ。

 

一日も早く、安心して暮らせる日々が訪れることを願っています。

皆で乗り越えましょう!

おさがり

 

息子の洋服を整理した。

 

おさがりの選別は、私にはとても難しい。

まだ頑張れば着られる。でももうそろそろ卒業なのかな。

このあたりの判断が苦手で、ついつい先延ばしにしてしまう。

 

そして何より、どうしてもセンチメンタルな気持ちになってしまう。

 

来年は、この服を着た息子には会えないのか…。

畳むと手のひらに乗るほどの、小さな洋服たち。

それらを手放すと同時に、少し前の小さな息子から私は卒業しなくてはならない。

 

子供の成長は目まぐるしい。

気づけばひとまわりもふたまわりも大きくなっている。

いつまでも赤ちゃん気分でいると、親が置いて行かれるような速度で。

 

 

季節が変わる毎に訪れるこの儀式によって、ある意味で心の整理ができているのかもしれない。

(それでもどうしても手放せない洋服は、こっそり取っておいてある。それはそれで良しとしている。)

 

 

今年の夏は、息子と一緒に手持ち花火をしてみようと思う。

たくさん映画も観よう。

庭の森も探検したい。

 

 

おさがりの整理は少し寂しいけれど、

一緒にできることが増えるのは、すごく嬉しい。

今目の前にいるこの子と、今を目いっぱい楽しもう。

 

 

 

 

 

 

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【ご来店前にご一読くださいませ】

 

 

当店では新型コロナウィルス感染拡大防止対策として、

 

・スタッフの検温と手指の頻回な消毒

・常時マスクの装着

・ドアまわり、レジまわり、ショッピングバスケットなどの頻回な消毒

・定期的な換気

 

などを徹底しております。

 

 

 

 

 

ご来店いただくお客さまには、下記の事項のご協力をお願い申し上げます。

 

 

・店内では必ずマスクのご着用をお願いいたします(※2歳未満のお子さまを除く)

・大人数でのご来店はご遠慮ください(※1グループにつき1〜3名様までのご入店にご協力をお願いいたします)

・他のお客さまとの距離(ソーシャルディスタンス)へのご配慮をお願いいたします

・風邪症状のあるお客さまはご来店をお控えください

・感染症対策のためスタッフ用のトイレはお貸ししておりません

 

 

 

店としてはたくさんのお客さまをお迎えしたい限りですが、

常にお客さまとスタッフの健康と安全を第一に考えた選択をしてまいりたいと思っています。

今後の感染状況により営業時間や休業日などが変動する場合もございますので、何卒ご理解くださいませ。

 

一日も早く、安心して暮らせる日々が訪れることを願っています。

皆で乗り越えましょう!

2020年のはじまり

 

初売りでは、たくさんのご来店を誠にありがとうございました!

お正月の賑わいが落ち着き、少しさみしい気持ちもありますが

平和な日常の訪れに感謝しながら、今年も一日一日大切に過ごしていきたいと思います。

 

 

私たちも大晦日と元日はお休みをいただき、束の間のお正月気分を味わうことができました。

毎回ついつい食べ過ぎて増量してしまうこの時期ですが、

クリスマスに歯の被せ物が取れてしまい、さらにそれを作り直すことになり、被せ物不在のまま年を越すことになり、ご馳走を前にするも本気の咀嚼ができず、幸か不幸か体重が少し落ちていました。

2020年は、新しい被せ物とともに、思いっきり咀嚼していきたいと思います。

 

 

初詣は、洞爺湖神社と相馬神社へ。

どちらで引いたおみくじも大吉で、もうそれだけで大満足の正月でした。

でも調子に乗りすぎず、今年一年気を引き締めて歩んでいきます!

 

 

改めまして、本年もHOLIDAY MARKET TOYAとmemhouseを

どうぞよろしくお願いいたします!

 

今年もたくさんのお客さまとのふれあいを楽しみにしております。

 

 

 

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2019年のおわりに

 

HOLIDAY MARKET TOYAの2019年最終日を迎えました。

 

今年もこの場所で、たくさんのお客さまをお迎えすることができました。

お立ち寄りいただいたすべてのお客さまに、心より感謝を申し上げます。

 

一年の終わりには、いつも必ず初心に返る時間をつくるようにしています。

 

 

『お客さまの心の片隅を、ぽっとあたたかく灯すような店であること』

 

 

店を始めてから来年の4月で11年。これまで本当にたくさんのお客さまと出会い、歩んでまいりました。

その中で、お客さまお一人おひとりが、いろんな人生を背負っているのだということを垣間見る瞬間があります。

嬉しいことも楽しいことも、つらいことも悲しいことも。

 

人生は流動的です。2年前と今が全く違うように、今と2年後もおそらく違うでしょう。

そんな中で、「変わらずにそこにある店」に、束の間の心の安らぎを感じでいただけたら、と思うのです。

私たちの店は、お客さまの人生のメインじゃなくていいんです。

片隅のどこかにいて、ふとした時に「そうだ、ホリマがあった」「あ、めむはうすがあった」なんていう風に思い出してもらえたら、最高に嬉しいです。

 

2020年も、通ってくださるお客さまに恥ずかしくないよう、たゆまぬ努力と少しの休息を交えつつ、そして店としてはイイモノを仕入れながら、「変わらずにそこにある店」として地道に踏ん張ってまいります。

ぜひ今後も変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

 

 

 

2020年のHOLIDAY MARKET TOYAは1月2日からスタートいたします!

 

 

2020年1月2日〜1月4日の三日間は、店内商品10%OFFの初売りセールを開催いたします。

HOLIDAY MARKET TOYAのセールは、年に一度、この三日間だけです。

欲しかったものや、消耗品などのご購入に、ぜひこの機会をご利用くださいませ。

(※福小包・書籍・食料品・一部商品はセール対象外です)

 

『HOLIDAY MARKET TOYA 2020 福小包』はご予約でほぼ埋まり、初売りでは1個だけ販売予定です。

少なくて申し訳ございませんが、この一個をゲットしたお客さまは間違いなく「福娘(もしくは福男)」です。

ぜひ一年の運試しにお待ちしております!

 

 

 

 

今年はプライベートでは悲しい出来事が続き、健康であることの大切さと、家族の支えを大きく感じる一年となりました。

店を訪れてくださるお客さまにもたくさん元気をいただきました。本当にありがとうございます!

新しい年が、皆さまにとってよい一年になるよう、心から願っています。

 

どうぞよいお年をお迎えくださいませ。

2020年も、たくさんのお客さまとの出会いと、なじみのお客さまとのふれあいを楽しみにしております!

 

 

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WE BELIEVE SANTA!

 

子供が成長するにつれて、クリスマスやサンタクロースのことをどう伝えていこうか、毎年この季節が来ると考えます。

 

キリストの誕生を祝う日という宗教的な意味合いを越えて、世界の一大イベントとして親しまれるクリスマス。

そしてよい子にプレゼントを運んできてくれるサンタクロース。

 

子供にとっては、クリスマスにはプレゼント、そしてそのすぐ後にはお正月が来てお年玉をもらえる嬉しいシーズンです。

でも、「もらう」ことだけを楽しみにただ通過してしまっては、なにか違うような気がするのです。

 

サンタクロースの起源とされる聖ニコライは、貧しさに苦しんでいる家族がいると、夜中にこっそり施しをしました。

ここにクリスマスやサンタクロースの本来の精神が宿っています。

 

クリスマスは、なにかをしてもらうことを求める日ではなく、誰かになにかをしてあげる日。

「奉仕」や「思いやり」が前提にあり、家族や友達やまわりの人の存在にあらためて感謝する日であってほしい。

 

「クリスマスキャロル」や「賢者のおくりもの」は、まさにこの精神をわかりやすく伝えてくれる物語です。

子供には、こういう物語の読み聞かせをしながら、深みのあるクリスマスを感じて育ってほしいと思います。

 

 

サンタクロースは、欲しいものをくれる気のいいおじさんではなく、もっと大きな「夢」という目に見えないものを世界中の子供たちに届けます。

 

私が毎年欠かさず鑑賞している映画「34丁目の奇跡」もおすすめなのですが、

今年は、日本の映画『ALWAYS 三丁目の夕日』より、あるクリスマスのエピソードを。

 

売れない貧乏小説家の茶川竜之介(ちゃがわりゅうのすけ)に、紆余曲折あって引き取られた少年・淳之介(じゅんのすけ)。

クリスマスが近づいてきたある日、茶川は淳之介に「サンタクロースからどんなプレゼントが欲しいんだ?」と聞かれ、淳之介は「僕は、いいんです。」と答えます。

茶川が「どうしてだ?」と聞くと、淳之介は「僕のところに、サンタクロース、来たことありませんから…」と言います。

それを聞いて、茶川は淳之介のために奔走します。

お金がないので、なんとか工面し、こっそり小説を書いている淳之介のために万年筆を買い、近所の診療所の先生にサンタクロース役を頼んで、そしてクリスマスイブの夜が来ます。

 

その日、玄関で何やら物音を聞いた淳之介。茶川が「出てみろ〜」と言うので、玄関に行く淳之介。

すると、プレゼントが置いてあります。

淳之介は慌てて戸を開け外に出ると、雪がゆっくり舞い降りる中、サンタクロースがこちらを向いて手を振り、「メリークリスマス!」と言って去って行きます。

 

淳之介は目を輝かせながら、「僕のところにもサンタクロースが来ました!」と茶川に伝えます。

包みを開けると、淳之介がずっと欲しかった万年筆が。

「どうして僕の欲しいものがわかったんだろう」と不思議そうに話す淳之介。

茶川はこう答えます。

 

 

「それは、サンタクロースだからだろう?」

 

 

 

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もうすぐクリスマス。

このあたりで、恒例のあのお話を掲載いたします。

これを載せずにはクリスマスを迎えられません。

ぜひおつき合いください。

 

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「サンタクロースっているんでしょうか?」

昔、ニューヨークのサン新聞社に少女からの質問の手紙が届きました。 

サン新聞社はこの問いに対し、堂々と社説に 「サンタクロースはいます」と書いたのです。

こちらが実際の記事です。




<1897年9月21日 ニューヨーク・サン新聞社「社説」> 

ニューヨーク・サン新聞社にこの度、次の様な手紙が届きました。 
早速社説で取上げ、お返事したいと思います。 
この手紙を書いてくれた人が、こんなに大事な質問をしてくれる程、私達を信頼して頂いている事を、我々記者一同大変嬉しく思っております。 

_____________________________________________

きしゃさま

わたしは8さいです。
わたしのともだちは、サンタクロースなんていないって言います。
パパにきいたら、
サンしんぶん社にきいてごらん。
しんぶん社でサンタがいると言うのなら、本当にサンタはいるんだろう。
と言いました。

だからおねがいです。
おしえてください。
サンタクロースは、本当にいるんですか?

バージニア・オハンロン
ニューヨーク市西95丁目115番地

______________________________________________

バージニア、君の友達は間違っているよ。 
彼らは、疑い深い年齢の、何でも疑う考えに影響されているんだ。 
そして、目に見える物以外は信じないんだ。 

いいかい、バージニア。 
人は、大人でも子供でも、ちっぽけなものなんだ。 
この偉大な天地万物の中で、人の知恵は、ほんの虫、アリのようなものなんだ。 

そうだよ、バージニア。サンタクロースはいるんだ。 
彼は、確かに存在する。 

それは、愛や寛容、そして献身が確かに存在していて、 
君も知っているように、沢山のそれらが、君の生活にすばらしい美しさと、喜びを与えてくれるのと同じように。 

ああ!世界は、なんてつまらない所だろう、もしサンタクロースがいないとしたら。 

そのつまらなさは、バージニア達がいないと同じくらいだろう。 
そこには、生活をより良いものにしてくれる、純真な信仰も無く、詩も無く、ロマンスも無い。 
私達には、見たり感じたりする以外の楽しみは、無くなってしまうだろう。 
子供時代に世界を満たしている不思議な光も消え失せてしまうだろう。 

サンタクロースを信じないだって! 

パパに頼んで、サンタクロースを見つける為に人を雇って、クリスマスイブに、全部の煙突を見張らせることも出来るだろう。 
でも、もし君がサンタクロースが来るのを見なかったとして、それで何がわかるだろう。 
誰も、サンタクロースを見たことが無いというのは、サンタクロースがいないということじゃないんだ。 
世界で一番本当のことは、子供にも、大人にも見えないんだ。 

サンタクロースがいないだって! 

ありがたいことに、彼は生きていて、永遠に生き続けるんだ。 
今から千年たっても。 
バージニア、それどころか千年の十倍たっても彼は、 
子供達を喜ばせ続けるんだ。 

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記者フランシス・チャーチによって執筆されたこの記事はアメリカで最も有名な社説の一つとなり、社説が掲載されてから100年以上経った今でも、クリスマスの時期になると世界中で語り継がれています。


クリスマスイブの夜、サンタクロースが来るまで起きていようと、姉妹で眠い目をこすりながらがんばった子供時代を思い出します。結局はいつの間にか眠ってしまうのですが、12月25日の朝、枕元には必ずプレゼントがありました。
「えみちゃん、サンタクロースが来たみたい!」と姉が起こしてくれるクリスマスの朝のあの瞬間は、魔法のようでした。
サンタさんへの手紙に「○○○が欲しいです。」と当時流行していたおもちゃの名前を書いてみたものの、それが届いたことは一度もありません。しかしながら、それよりもはるかに浪漫のあるものをサンタクロースは届けてくれました。
ある時は地球儀と天球儀。ある時は金色のふちどりの、手の平サイズの写真立て。大人になった今でも、ちゃんと我が家にあります。

姉が小学校の高学年くらいの時でしょうか。肩を落として学校から帰ってきたことがあります。
お友達が「サンタクロースなんていないんだよ!」と話していたのを耳にしたそうです。
そしてその年のクリスマスにサンタクロースから私たち姉妹に届いたプレゼントが、この本でした。


 

 

 

世界中の子供たちや、かつて子供だった皆さまにとって
クリスマスという日が、思いやりや浪漫、夢にあふれた一日になりますように。

 

 

Merry Christmas!!

 

 

 

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本はこの世から無くならない

 

電子書籍化の時代が到来し、本屋に足を運び「本」そのものを買い求める人は、おそらく10年前に比べてかなり減ったであろうと思う。買ったとしてもすぐに売る、もしくは定価よりも安く売られている中古を求める人も多いだろう。

大手の書店が、「本」以外の物販や催事で集客をはかるのも、そういった時代背景が大きいのではないだろうか。

 

昔はどんな小さな町にも「街の本屋」があったけれど、そのやさしく穏やかな灯火は衰退の一途を辿っている。

「本を売る」ことが、とても難しい時代だ。

「本を買ってもらう」ことに、とても努力がいる時代だ。

 

消耗品と捉えられる雑誌やハウツー本、またはすぐ売られるビジネス本などは、環境的にも電子書籍が良いのかもしれない。

しかしながら、電子書籍では到底味わうことのできない本というものある。

その最たる存在が「絵本」だ。

 

少し重たい表紙を開く、あの感覚。

その先に広がる、絵と文字の織りなす独特の世界。

読んでくれる父や母の声。

ページをめくる音。

大好きな絵本は何度も何度も読むものだから、たとえ字はまだ読めない小さな子供であっても、いつの間にか物語を暗記してしまう。

そしてそれらは全てあたたかな記憶となって胸の中に残り、また次の世代へと受け継がれていく。

そのすべてをひっくるめて「絵本」と言えるのだと思う。

 

これは電子書籍では絶対になし得ないことだ。

 

 

 

本の売れないこの時代に、私は本で人を呼びたい。

毎年この時期にアノニマ・スタジオさんのブックフェアを開催する理由はそこにある。

 

本に興味のない人ももちろんいるし、素通りされてもそれはそれでかまわない。

しかし、並べられている本の前でしばらく立ち止まってくれる人もいる。

大人に限らず、子供も。時には外国の人も。

興味深そうに本を手に取り、あれを開き、これを開き。

そして最終的に、自分で決めた一冊をレジカウンターに持ってきてくれた時の、あの喜び。

並んでいる本のどれか一つが、誰かの心に響いた時の感動。

 

この感覚がどうにも忘れられなくて、いやむしろ忘れたくなくて、毎年開催させてもらっている。

 

アノニマ・スタジオさんの本は、消耗品にはなり得ない「とっておきの」本ばかりだ。

こういった本がある限り、本はこの世から無くならない。

 

 

"遠くに住む友人から届いた手紙のように、

何度も手にとって読みかえしたくなる本、

その本があるだけで、

自分の部屋があたたかく輝いて思えるような本を。"

 

これは、アノニマ・スタジオのコンセプトから抜粋した一文。

 

 

 

またきっと、来年も『旅する灯台フェア』を開催することになると思う。

本を手にとってくれる人との出会いを楽しみに。

 

 

 

※HOLIDAY MARKET TOYAでの旅する灯台フェアは、11月17日(日)まで。その後は姉妹店memhouseへ場所を移し、11月20日(水)〜12月25日(水)まで開催いたします。本のセレクトも異なるので、ぜひお運びくださいませ。

 

 

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祈りの場

 

お寺も神社も好きだけど、

何かのために祈るときは教会に行きたくなる。

中学1年から高校1年までカトリックの学校に通っていたからなのだろうか。

教会の中に入ると、心が静まり、とても落ち着く。

 

 

先日、久しぶりに教会の扉を開けて

しずかにしずかに、祈りを捧げてきた。

 

自分の人生と向き合う時間を与えてくれる、神聖な祈りの場。

 

 

妹夫婦は、世界中の巡礼者とともに喜びや苦境を分かち合いながら

約800kmにも渡るスペインの巡礼路をついに歩き終えた。

それがとても誇らしく、なんとも羨ましい。

 

 

 

800kmとはいかないけれど、

教会までの道のりを息子が頑張って一緒に歩いてくれた。

 

 

どんどんたくましくなる背中は、みんなの希望の光。

 

 

 

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